家計の消費を握る、働くママの「ゆとり」と「負担」。家計にゆとりない 75.0%

主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『家計のゆとり』をテーマに、働くママ層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数800件)
■調査結果概要

1.家計にゆとりが「ある」20.8%、「ない」75.0%
2.家計の支出で負担に感じているもの「教育関連費」57.4%
3.負担に感じているもの:一番下の子が3歳以下の場合との比較
4.負担さえ考えなければ“もっと購入・利用”したいもの「趣味・習い事」49.4%
5.もっと購入・利用したいもの:一番下の子が3歳以下の場合との比較
6.食料品の中で出費を減らしたいと思うもの「お菓子類」56.3%
7.出費を減らしたい食品:一番下の子が3歳以下の場合との比較
8.日用品の中で出費を減らしたいと思うもの「特にない」43.5%
9.出費を減らしたい日用品:一番下の子が3歳以下の場合との比較
10.日々の生活の中で解消したいと思う負担「生活にかかる金銭的負担」56.1%
11.生活の中で解消したいと思う負担:一番下の子が3歳以下の場合との比較
12.フリーコメントより

 

1.家計にゆとりが「ある」20.8%、「ない」75.0%

2.家計の支出で負担に感じているもの「教育関連費」57.4%

3.負担に感じているもの:一番下の子が3歳以下の場合との比較

4.負担さえ考えなければ“もっと購入・利用”したいもの「趣味・習い事」49.4%

5.もっと購入・利用したいもの:一番下の子が3歳以下の場合との比較

6.食料品の中で出費を減らしたいと思うもの「お菓子類」56.3%

7.出費を減らしたい食品:一番下の子が3歳以下の場合との比較

8.日用品の中で出費を減らしたいと思うもの「特にない」43.5%

9.出費を減らしたい日用品:一番下の子が3歳以下の場合との比較

10.日々の生活の中で解消したいと思う負担「生活にかかる金銭的負担」56.1%

11.生活の中で解消したいと思う負担:一番下の子が3歳以下の場合との比較

12.フリーコメントより

◇フリーコメントより(年代:子どもいる・いない)
・ご飯作りの負担(50代:いる)
・シングルマザーで 3人の子供が おります。受験生2人かかえてるので、塾代が かなりかかります。仕事をしてるので中々 時間も取れず現実は とっても 厳しいです(50代:いる)
・いたって普通なので、上を見ればキリがないのはわかるのですが。全体的に余裕が欲しいです(50代:いない)
・スマホ関連の費用が高すぎる|子供の塾や習い事が高すぎる(40代:いる)
・パートと子育てであっという間に時間が過ぎてしまう 家族それぞれ自分が出来る事は協力して欲しい(40代:いる)
・もっと働きたいが、年齢による仕事のなさと、介護にかかる負担(50代:いる)
・ワンオペ育児の負担 子供の病家の時など、仕事を休み、看病するのも全部自分。主人は自分が休みを調整するという意識がまったくなく、他人事のように思っている。主人の方が収入面での優位性があるのは確かだが、私のパートの仕事でも休みづらいタイミングはある(40代:いる)
・家事が苦手なので経済的に余裕があれば、掃除や片付け、料理などの代行サービスを利用したいと常々思っています(40代:いる)
・学費と塾代のダブルスクールの費用(50代:いる)
・現在働いていない事に対する精神的な負担。例えば、周りがみんな働いている中、自分だけ職がない事、世の中の流れが働かない人に対して厳しい目を向ける事、働く意欲はあるのに年齢を理由に、希望しない職しか募集がない事(50代:いる)
・更年期前後の身体の不調や心理的ストレスによるあらゆる変化への負担の軽減。それに伴う老化や将来への不安(40代:いない)
・今後の生活の金銭的不安に対する心理的負担(50代:いる)
・子どもが私立の中学校へ通っているため金銭的負担があります。私立高校の授業料に対する公的援助も、収入により制限があるため不公平と感じています。収入だけでなく、子どもの人数等も考慮してほしいです。また、他県の学校に通っているため、県からの援助が受けられないという不公平も解消してほしいです。また、日々子どもの学校の宿題、準備や習い事をさせる精神的負担がかなり大きいです。正直仕事よりも疲れています(40代:いる)
・子どもには衣類などは成長が早くすぐ買わなきゃいけなくなるし欲しいと言われるものは増えるし遊びに行くにも外食するにも習い事もしてほしいし病院は通院するとそのたびにとにかくお金がかかるのにこれからもっとかかるかと思うと早く働かなきゃいけないと思うのに小学校行っている間に働ける仕事がなかなかない(40代:いる)
・子どもの医療費が18歳まで無料だったらいいのになと思う(30代:いる)
・子どもの習い事が高すぎてやらせてあげれない(30代:いる)
・主婦はこうあるべき、母はこうあるべき、妻はこうあるべき、娘はこうあるべき、50過ぎたらこうあるべき…自分で自分に課してしまっているイメージからの脱却(50代:いる)
・親の面倒、子供の習い事の送り迎え、役員(40代:いる)
・睡眠を取るか、それとも睡眠時間を短縮して家事を続行するか、いつも時間のやりくりに頭を悩ませる負担から解放されたい。ここで寝てしまえば身体は休まる。しかし明日の家事が増える…お金に余裕があれば家事を外注して、もっと美容院にも行きたいし 子どもとゆっくり過ごす時間が欲しいです(40代:いる)
・世帯収入が決して少ない訳ではないが、子供の私学の学費補助を受けられる対象所得層をもう少し上げて欲しい。会社員の家庭で子供2人を中学から私立に行かせることがこんなに金銭的に負担になるとは思いませんでした(50代:いる)
・長生きリスク。寿命が伸びて、生活の先が見えない(50代:いる)
・保育園への入所待ち。働きたいのに働きに出れない。少しでも働ければ家計も少しは楽になるのに子どもを預けられないので働けない。面接に行くのも一苦労。育休中ならまだいいですが、求職中になるので、入所の選定に利用されるポイントも低く、いつになったら働けるんだろうという不安やストレスがあります。保育園全然足りていません(30代:いる)
・毎日の食事の献立、買い物(40代:いる)

■しゅふJOB総研 所長 川上より

  • 家計にゆとりがない“働くママ”は75%。小さいお子さんを抱えていると、金銭面以上に家事・育児への心理的負担が大きい。
  • “ゆとり”を怠慢と捉えるのではなく、豊かさや幸せのあり方を考える中で大切な要素の一つ。

 仕事と家庭の両立を希望する“ママ”たちが家計についてどのように感じ、日常の中でどんな負担を感じているのかを調査しました。「今あなたのご家庭は、家計にゆとりがありますか」と尋ねたところ、ゆとりがあると回答した人は2割にとどまり、ゆとりがないと回答した人は75%に及びます。では、家計の支出でどのようなことが負担になっているのかを尋ねたところ「教育関連費」が57.4%と最も多く、次に「家賃・住宅ローン」48.5%、「食費(米・野菜など)」41.5%となりました。また「家計への負担さえ考えなければ“もっと購入したい”または“利用したい”と思うもの」について尋ねたところ、最も多かったのは「趣味・習い事」で49.4%でした。

 一方、出費を減らしたいものについて尋ねたところ、食料品のトップは「お菓子類」で56.3%。2位以下を大きく引き離しています。日用品では特にないという声が最も多く、「洗濯用洗剤」21.5%、「ティッシュペーパー」20.3%、「トイレットペーパー」19.1%と続きました。一番下の子の年齢が3歳以下の女性と全体数値とを比較してみたところ、食料品では大きな違いはみられなかったものの、日用品では「おむつ」「お尻ふき」の比率において、一番下の子が3歳以下の女性の方が突出して高い数値となりました。子どもの年齢によるニーズの違いが如実に表れています。

 「あなたが日々の生活の中で解消したいと思う“負担”は何ですか」と尋ねたところ、最も多かったのは、「生活にかかる金銭的負担」で56.1%。しかし、一番下の子が3歳以下の女性のみ抽出したところ、トップは「家事・育児の重圧など心理的負担」で6割を超えました。生活にかかる金銭を負担と感じている人も6割に迫りますが、小さいお子さんを抱えるママは、それ以上に家事・育児への心理的負担が大きいようです。仕事と家事育児との両立を希望する働くママは、金銭面はもちろん時間や精神面においても“ゆとり”を感じにくい傾向にあるように見受けられます。“ゆとり”は、ともすると贅沢とか怠慢のように悪く捉えられてしまうことがありますが、“ゆとり”が感じられない生活は、窮屈さや苦しさにつながります。豊かさや幸せのあり方を考える中で、“ゆとり”もまた大切な要素の一つなのではないかと考えます。

 

しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、テンプスタッフ株式会社(当時)入社。責任者として営業・企画・新規事業起ち上げなどを行う。転職後、執行役員としてマーケティング・求人・キャリアカウンセリング部門を統括。業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼 編集委員を経て、2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職。

人材派遣、紹介など多様な人材サービス事業に20年以上携わり、事業現場の最前線から経営企画・人事・広報などの管理部門まで、あらゆるセクションの責任者を歴任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では、仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ約30000人の声を調査・分析。同年開設した『ヒトラボ』(https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/)では、人材サービスの公益的発展に資することを目的に、日々様々なテーマを取り上げて議論の場を提供。その他、人材マネジメントや法規制など、雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父。

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会
・民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
・労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
一般社団法人 日本人材派遣協会
・派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)
内閣府
・規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)
など

◇メディア出演等
NHK『あさイチ』解説、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』 解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数

◇執筆・その他
マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』:https://media.moneyforward.com/series/13
日本経済新聞/日経MJ/時事通信/ITメディア/NEWSポストセブンなど執筆・寄稿多数/大学や男女共同参画センターなどでの講演、モデレーターなど/JCAST会社ウォッチ解説者、日本労務学会員

 

■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:800名(お子さんがいる女性のみ)
調査実施日:2019年12月16日(月)~2019年12月22日(日)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者

 

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<株式会社ビースタイルについて>

企業理念は~best basic style~時代に合わせた価値を創造する。創業以来、主婦の雇用をのべ13万人以上創出してきた『しゅふJOB』や時短×ハイキャリアの働き方を実現する『スマートキャリア』など人材サービス事業を主軸とし、スーパーフード“モリンガ”のプロデュースや民泊清掃サービスなど、新たに事業領域を広げながら、日本の幸福度向上に全力で取り組んでいるソーシャルカンパニーです。

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