シルバー人材センター「認知機能みまもり」体制イメージ
【シルバー人材センターでの「認知機能みまもり」の実施】
シルバー人材センター(以下、センター)は、保有する技術・能力を有効活用し、希望する高齢者の雇用促進、働き場所の提供、社会参加を目的として、全国に設立され、70万人の高齢者が登録、各地で成果を上げており、人生100年時代に向けて、更なる期待をされています。
会員が就労地に向かう途中、高所作業などには事故が伴うことは否定できません。
高齢化により認知機能はおのずと低下しますが、認知機能の低下により、転倒、転落率が上昇することは既に周知されているものです。
センターが、又、自らが、普段からの「認知機能のみまもり」を行うにより、転倒、転落等の事故、怪我などを未然に削減することを期待することができます。
認知機能みまもりAI「ONSEI」は、約20秒で、声により認知機能の状態をチェックすることができる、手軽に実施できるアプリです。
月一回の会員が就業報告に来所する際に、センターに配置したタブレット端末等に搭載した「ONSEI」を実施し、認知機能の状態チェックを行うことができます。
仮に「認知機能に変化があります」と判定された場合には、高所作業から、低所作業や事務作業に作業内容を変更したり、生活状態のアドバイスを行うなどをします。
認知機能は、「イコール認知症」とされるものではなく、飲酒、睡眠不足、過労などによっても低下することも考えられますので、広い意味でのアドバイスに役立てることができます。さらに今後、何か月にも渡って認知機能の低下が表示される場合には、認知症的な認知機能の低下を疑い、専門医への受診勧奨を促す機会につながります。
三鷹市シルバー人材センターなどでは既に試験的な採用を行っており、来年度から定期報告時の来所時の実施を導入します。また、横浜市シルバー人材センターでも市民向けイベントで「ONSEI」を実施、その他都内のシルバー人材センターでも定期的に実施を開始します。
新型コロナウィルスにより、現在は、会員のセンターへの来所報告も自粛を呼び掛けていますが、対応として、来所せずとも、会員が個人のスマホにより在宅でも「ONSEI」が実施できるよう、検討しています。
日本テクトとしては、既に多くのシルバー人材センターから問い合わせがありますが、前述の各シルバー人材センターの事例を基に、高齢者の社会参加、就労の促進につながる本事業を積極的に全国のシルバー人材センターに展開してゆく所存です。
認知機能みまもりAI「ONSEI」について
日本テクトシステムズ株式会社
日本テクトシステムズ株式会は、「テクノロジーで認知症医療を支える」をメッセージとして掲げ、認知機能領域の医療・ヘルスケアにおけるソフトウェア、アプリの開発、運営をしています。医療機器プログラム「BrainView(ブレビュー)」の他、認知機能みまもりAI「ONSEI」を始めとして、ヘルスケア領域に於ける認知機能のチェックにも積極的に取り組んでいます。