子どもに「ハラスメント」の正しい知識と制度を伝えたい 「子どもの人権」に特化した調べ学習本を発売

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2021年2月26日に、『子どもへのハラスメント 正しく知って、人権を守ろう!』(喜多明人監修/3,520円税込)を発売します。行き過ぎたしつけや指導はハラスメントであり、「子どもの権利条約」で守られている人権を侵害するものです。本書は、「子どもの人権」の正しい知識や制度について、子どもたち自身に課題を見つけて考えてもらうためのワンテーマ学習本です。
『子どもへのハラスメント』表紙
『子どもへのハラスメント』表紙

法律や制度の正しい知識が必要とされている

本書の監修を担当した「子どもの権利条約ネットワーク」代表で、早稲田大学名誉教授の喜多明人氏は、子どもへのハラスメントがなくならない理由を2つ挙げています。1つめは「子ども自身がハラスメントと認識せず、がまんしてしまう」こと、2つめは「身近な人からハラスメントを受けることが多い」ことです。そこで、当事者である子どもたちが授業や夏休みの課題で取り組みやすいように、調べ学習本としてまとめました。社会のルールは、お互いに共有して初めて機能するものです。子どもにも、法律や制度の正しい知識が必要とされていることは、『子ども六法』(山崎聡一郎著/弘文堂)が2020年上半期ベストセラー児童書部門で1位になったことからもうかがえます。
1見開き1テーマ解説
1見開き1テーマ解説

家庭や学校で起こりがちなハラスメント事例と解決策を提案

本書は二部構成です。第1部では、「子どもの権利条約」とハラスメントの概要を説明。第2部 では家庭や学校などでのハラスメント事例をイラストで紹介し、解決策をアドバイスします。

ハラスメントの事例

◎どうして100点が取れないの?(言葉の暴力)
◎メールをこっそり読まれていた(プライバシーの侵害)
◎健康診断。じろじろ見ないで!(スクール・セクハラ)
◎友だちが勝手にアドレスや画像をアップ(ソーシャルメディア・ハラスメント)
◎体型や趣味、センスをいじられて不快(パーソナル・ハラスメント)ほか
見開きごとに、さまざまな種類のハラスメントの事例を紹介
見開きごとに、さまざまな種類のハラスメントの事例を紹介
総ルビで、小学生から中学生まで読みやすく
総ルビで、小学生から中学生まで読みやすく
生きる権利・育つ権利・守られる権利・参加する権利という、「子どもの権利条約」の4つの柱の考え方や、児童福祉法、児童虐待防止法などの条文をふまえ、「そのハラスメントが許されない理由」を詳細に解説します。自分の行動や考え方を見直すきっかけにもなる1冊です。

『子どもへのハラスメント』について

【監修者プロフィール】
喜多明人(きた・あきと)
1949年東京都生まれ。早稲田大学名誉教授。文学博士。早稲田大学文学部教育学専修、同大学文学学術院教授。これまで、日本教育法学会理事、同学会事務局長、同学校事故問題研究特別委員会委員長、「子どもの権利条約総合研究所」代表、学校法人東京シューレ葛飾中学校理事・評議員を歴任。現在、「子どもの権利条約ネットワーク」代表。「多様な学び保障法を実現する会」共同代表。「学校安全全国ネットワーク」代表。「めぐろチャイルドライン」「チャイルドライン東京ネットワーク」代表。主な著書に『わたしたちの独立宣言』(ポプラ社教養文庫27 /ポプラ社)、『まんがで学習 よくわかる「子どもの権利条約」事典』(あかね書房)、『活かそう! 子どもの権利条約』(ポプラ社)、『みんなの権利条約』(草土文化)、『意見をいって自分もまわりも変わる』(『わたしの人権 みんなの人権』3巻/ポプラ社)、『それって人権?』(『人権の絵本』3巻/大月書店)、『わたしたちの人権宣言』(『人権の絵本』4巻/大月書店)などがある。【書誌情報】
タイトル:子どもへのハラスメント
副題:正しく知って、人権を守ろう!
監修者:喜多明人
判型:A4変型判上製[楽しい調べ学習シリーズ]
定価:3,520円
発売日:2021年2月26日
ISBN:978-4-569-78972-9
発行:株式会社PHP研究所

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