パーソル、障害者雇用の新会社「パーソルネクステージ」設立

総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:水田 正道)は、「就労継続支援A型」に分類される福祉サービスを提供する、パーソルネクステージ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉岡 直登、以下 パーソルネクステージ)を2020年9月に設立し、1拠点目として2021年2月1日(月)に福岡オフィスを開所することをお知らせいたします。パーソルネクステージは障害のある方と雇用契約を結び、就労を通じての実務経験・スキルの習得を支援することで、障害者の一般企業への就労をサポートします。
■パーソルネクステージのサービス概要 
パーソルネクステージは障害のある方と雇用契約を結んだ上で、はたらく機会と必要な支援を行う「就労継続支援A型」※に分類される福祉サービスを提供します。同社では首都圏を中心とした全国の企業から、IT業務を中心とした、テレワークで遂行可能な業務を受託。障害のある方は、パーソルネクステージで有期社員としてそれらの業務を遂行しながら、スキル習得・実務経験を積み、一般企業への就労を目指します。
※就労継続支援A型とは:通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練等の支援を行う。https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000571840.pdf

■設立の背景
① 法定雇用率の上昇、障害者雇用はさらに増加傾向

厚生労働省の発表※1によると、障害者の雇用数は過去最高となったものの、平均雇用率は2.11%と法定雇用率の2.2%に達していませんでした。さらに、3月には法定雇用率を2.3%※2に上げることが発表され、より一層企業の障害者雇用増加のための努力と、障害者のはたらく機会提供の拡大が求められています。
② 地方では就労機会が得られない障害者も。地域による障害者雇用の格差
一方、地方在住の障害者には、就業を希望してもはたらきたいと思う求人が少ない、通勤することが困難…などの課題がありました。また、障害者求人の充足率※3は、都市部では低く地方では高い傾向が見られており、はたらく機会が少ない障害者と雇用したくても雇用できない企業を「つなぐ」新たな雇用開拓が課題でした。
③ 問われる「就労継続支援」福祉サービスの役割
障害者福祉事業はここ数年、助成金に頼った経営などの理由で倒産が相次ぐ状況※4が続いていました。また、「就労継続支援A型」の一般就労移行率は平均4.3%と※5、障害のある方の「はたらく」を支援する福祉サービスの在り方について問われているとも言えます。

そこで、パーソルは、これまで3つの特例子会社を通じて培った、障害者の就労・活躍支援、雇用企業に対する支援のノウハウ・実績をいかし、はたらきながら自立を目指す「就労継続支援A型」福祉サービスを提供する「パーソルネクステージ」を設立しました。2月1日にその1拠点目となる、福岡オフィスを開所します。
今後もパーソルは「はたらいて、笑おう。」のグループビジョンのもと、障害のある方が、はたらく機会を得て活躍できる社会への貢献を目指してまいります。
※1 令和2年 障害者雇用状況の集計結果 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16030.html 
※2 厚生労働省「障害者雇用率制度の概要」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page10.html
※3 平成 28 年度 障害者新規求人数に占める障害者就職数の割合(厚生労働省)
※4 2019年「老人福祉・介護事業」と「障害者福祉事業」 の休廃業・解散調査 https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200214_01.html 
※5 就労継続支援A型事業の一般就労移行率の全体平均4.3% https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000527168.pdf

■パーソルネクステージの特徴
① 「テレワーク」で、地域や出勤のハードルを越えた就労を実現
パーソルネクステージは、全国の企業から、IT業務を中心とした「テレワーク」で遂行が可能な業務を受託し、個人のスキルや障害の状況などを総合的に考慮したうえ、担当業務を判断します。また、体調に合わせて、オフィスへの通所と在宅勤務を組み合わせたはたらき方で、無理なく仕事を続けることができます。
② 一般就労で活躍できる「スキル・資格」の取得
パーソルネクステージでは、Webサイトの制作・運営・保守など、IT関連の業務が中心のため、はたらきながら一般就労移行時に活躍の幅を広げる専門的なスキルの習得が可能です。今後は、資格取得の支援も予定しています。また、IT関連の業務が初めての方には、教育スタッフのサポート、教育コンテンツを用意し、はたらきながら、無理なく専門知識やスキルを身につけられる環境を完備しています。
③ パーソルの障害者雇用および人材サービスのノウハウを活用
パーソルネクステージにて就労経験後、一般企業への就労を希望する方には、「dodaチャレンジ」などパーソルグループの人材紹介サービスと連携した支援を行います。また、企業に対しては、障害のある方のはたらく環境、マネジメントノウハウの提供などを行います。一般企業への就労に対する不安をなくし、企業と個人のミスマッチを最小化することで、一般就労移行率50%以上※を目指します。

今後は、3年間で九州エリアを中心に全国に10拠点を開所し、200名以上の障害のある方の雇用創出を目指してまいります。

■会社情報
・商号:パーソルネクステージ株式会社(PERSOL NEXTAGE CO., LTD.)
・設立:2020年(令和2年)9月1日
・本社オフィス:〒108-0014 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル17F
・事業内容:障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための請負業務及び受託業務全般
・代表者:代表取締役社長 吉岡 直登
・資本金:100百万円(資本準備金を含む)

【パーソルネクステージ福岡】
1拠点目のオフィスとして、パーソルネクステージ福岡が2月1日に開所します。オフィスには4名の支援スタッフが常時勤務。通所される方はもちろん、在宅ではたらく方からの相談や質問にもリモートで対応します。今後は、九州・沖縄エリアを中心に全国へ展開を拡大していきます。

・交通アクセス:福岡市地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端」駅から徒歩5分
・所在地:〒810-0801 福岡県福岡市博多区中州5-4-18 ツインKビル8F
・営業時間:10:00〜18:00

■ご挨拶/パーソルネクステージ 代表取締役社長 吉岡 直登

日本の人口の約8%が障害を抱えている中、その半数以上は、後天性といわれており、私たちは誰もが障害に直面する可能性があります。だからこそ、障害のある方の「はたらく」をご本人だけの問題にせず、企業、自治体が一緒に、障害のある方が活躍する次の時代(ネクストステージ)を創っていく必要があると思います。
私たちパーソルネクステージは、障害の状況により通所も在宅も選択できるはたらき方をご提案し、全国の企業ネットワークを通じて、業務を受託しながら、障害がある方の新しい就労のかたちを創っていきたいと思います。

■パーソルネクステージ株式会社について< https://nextage.persol-group.co.jp/ >
パーソルネクステージは、“障害のある方がはたらくを楽しみ、日本社会の次のステージを共に創る”をミッションに設立、「就労継続支援A型」事業を展開しています。障害の状況に応じた多様なはたらき方を提案するとともに、企業の障害者雇用におけるミスマッチを解消することで、障害のある方の「はたらいて、笑おう。」の実現を目指します。

■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。東京証券取引所市場第1部上場(証券コード:2181)。2020年3月期売上高9,705億円。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」や転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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